ダホーンのおじさんは、どじょう掬い踊り

自転車、キャンプはたまに。安来節、どじょう掬い踊りについても

久しぶりの更新! 

 

安来に修行の旅をしに行ってから、東京にてどじょう掬い踊り教室に通い、日々踊りに精進してます。いまだ保存会には所属せず、無所属で踊り続けているわけだけど、今になり銭太鼓にも手を出す事に。

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一人で舞台に立つには、どじょう掬い踊りをするのは短すぎるし、なにかあと一つ芸があればと思い。

 

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安来節、銭太鼓を見てかっこいいと思いまして、銭太鼓も覚える事にした。

最初に銭太鼓を手にする時がまずかっこいい。

上級者向けに早打ちっていうのがあって、安来節の歌と三味線の早さに合わせて銭太鼓も動きを早くするんだけど、そこがうまくできるとこれまたかっこいい。

 

二人踊りとかできればいいんだけど、ひとまず一人で安来節やるとしたら銭太鼓も覚えときたいかなと。

 

安来のお土産

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ご存知、山陰の銘菓「どじょう掬いまんじゅう」の根付。

どじょう掬いまんじゅうはお土産で職場に持って行ったが、やはりインパクトがあった。そのどじょう掬いまんじゅうの根付なので、これもインパクト大だろう。

まずはまんじゅうで印象付けて、あとからさりげなく根付を見せるのがポイント。

 

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こちらは、「おんせんにどうじょ」手拭い。安来市にある情報科学高校の生徒がデザインしたらしい。これの他に、ひょっとこがデザインされてるのもあった。かわいい。

 

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そして、名人のお店のせんべい。もともと名人はせんべいのお店をされている。

 

 

 

安来節弾丸ツアーその2

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深夜バスで米子駅到着後、特にすることもないので早速安来駅へと電車で向かうことにした。

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鳥取米子駅から一駅、島根県安来駅に到着。200円、8分ほどで到着。

平日7:30なので、学生が多かった。安来節には少年の部があるので、ここにいる子たちもどじょう掬い踊りができるのだろうかと考えてみたり。

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駅舎は綺麗で新しい感じ。中はさすが、安来節関連の物が多く展示されていた。

大きなモニターには、安来市の地域PR映像が流れている。

 

目的の安来節演芸館や安来節屋の開店時間までまだあったので、安来駅周りを散策。駅前に安来に関係のある人物の碑? かなんかの案内マップがあって、あの渡部お糸の碑かなんかも書いてあったので探してみた。

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そして、見つからなかった・・・。何故だろうか? かわりに愛宕山という山の展望台を発見。登ると、安来節でもお馴染みの十神山が一望できた。

 

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米子駅で購入した、どじょう掬いまんじゅう20世紀梨味。梨ジャムがあんと合ってて美味い!

 

再び安来駅に戻り、観光案内所で安来節演芸館周りに10-16時の間滞在する予定で、ちょうどいいバスの時間がないか聞くことにした。ルートに気をつけないといけないけど、1時間に一本ほどあるので大丈夫だ。

 

当初、レンタサイクルで安来節演芸館までいこうと思っていたけど、約8キロ、そしてまだ雪が残っているのでやめておいた。まぁ無理はしないほうがいいだろう。

 

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10時オープンの、夢ランドしらさぎへ行ってみた。宿泊もできる、温泉施設だ。入浴一般510円。備え付けのシャンプーとボディーソープはあるけど、タオルはレンタルかな? 自分は常に手拭いとタオルを持っていつでも銭湯に行けるようにしているので大丈夫だった。

 

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風呂はまぁまぁの広さ。既に8人ほど入っているが、おそらく地元の方だろう。この方達もどじょう掬い踊りができるのだろうか。

中には他にサウナがあり、こちらは利用料金にふくまれている。景色は望めないけど、露天風呂もあり。

 

浴後は、2階にある休憩所にて休憩。贅沢にマッサージ機も使ってしまった。

 

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12:00に夢ランドをでて、まずは安来節演芸館に併設している料理屋にてどじょう鍋を食べに行った。夢ランドしらさぎから歩いて行くと、川があるのでこの橋を渡らないと他にはいけない。

 

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まだまだ雪景色が続いている。

 

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足立美術館には目もくれず、安来節演芸館に到着。ここが安来節を愛する者たちが集まる場所なんだと思うと、感慨深い思いがこみ上げてきた。

 

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でかすぎでしょ

 

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併設のお食事処「どじょう亭」。自分は、どじょう掬い御膳1300円を注文。ちょっとどじょうにクセが残ってて、苦手な人は無理かも。味噌味だけど、味は薄め。

浅草の駒形どぜうは下処理と味付けをしているので食べやすいけど、味付けをあまりしてないともともとどじょうはこういう味なんだろう。

 

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安来節演芸館では1日4公演、自由席で料金600円にて安来節が堪能できる。中は割と広めで、ここで歌い初め会をしてるんだなーと思いながらまじまじとみてしまった。

 

 一人座って待っていると、他に来たのは1組のカップル(夫婦?)のみ。するとスタッフのおねぇさん(自分が来た時ずっと外で雪かきをしていた方)がやってきて、「今日はお客様に安来節終演後に体験をしてもらいます!」と、半ば強引に体験をすることになった。もともと5名限定でやっているらしい。

「えぇ、マジですか〜!?」感を出しつつ、実は自分少しかじってるんですよと思いながら、用意されてるカスリの着物と豆絞りをおねぇさんが付けてくれた。

 

そんなどじょう掬い踊りの正装をしながら、安来節を堪能。唄、絃、鼓の競演。そして銭太鼓。踊り以外の安来節も実に素晴らしい。特に銭太鼓は、絃と競い合うかのようにスピードを上げて行くところはとてもかっこよかった。

 

そしてどじょう掬い踊り。生でどじょう掬い踊りを観るのは初めてだったけど、ひとつひとつの所作に無駄がなく、素晴らしい踊りだった。

どじょう掬い踊りは個人で踊りの違いを見せることもあるし、流派によってもまた変わってくる。

自分はまだ何流ということはないけれど、参考にさせていただいている方はいる。けど、全て方の踊りは、全てが勉強になる。

 

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そしてついに、どじょう掬い踊り体験。自分とカップルの3人とも舞台に上がったので、お客様はなし(写真を撮ってくれたスタッフのおねぇさんのみ)

自己紹介の時にどこからきたのかを言うのだが、お二人は近場からきていてカップルだからわかるが、関東から来てて、しかも1人のおっさんという自分はさぞ謎の存在だったろう。

 

今回は、歩き方と2番のどじょうが逃げて捕まえる所、捕まえてニッコリまでを教わった。

 

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 体験後に、ちょこっと名人修了証を頂ける。本当の名人の証が欲しいというのはおこがましいが、師範まではまずいきたい。

 

安来節演芸館は、料金を払って入るのは公演を観る場合のみ。他には安来節関連のお土産が多数取り揃えられているので安来節マニアには堪らない。安来節の歴史を学べるコーナーもあるが、さほど広くはない。

 

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旅館「竹葉」

泊まりたかっだけど、今回はなし。有名などじょう掬い女将のいる旅館。

 

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そして、今回の旅の1番の目的。安来節屋の安来節体験道場の参加。現在踊り手唯一の名人である一宇川勤氏のお店だ。すでに電話予約済。

扉を開け中に入ると、奥から出て来たのはなんと名人! 名人みずから出迎えてくれるとは思ってなかった。まぁ名人のお店なので当たり前なのかもしれないけど、踊り手の最高峰が普通に出てくるのはちょっとビックリする。

一度外に出るよう言われ、道場への入り口(というか、普通の家の玄関)に案内され、二階へと上がるようにいわれる。

階段を上って行くと、安来節関連の賞状が所狭しと飾られている。これだけでもすごさがわかる。

 

部屋に入ると男性がお一人待ってくださっていた。その方は名人のお弟子さんらしい。色々と踊りを始めたきっかけなどを話しながら、今まで自分で練習した踊りを見てもらい、ひとつひとつ指導して頂いた。教わったことは後でノート一面に記録しといたが、それはもう自分の財産だと思う。

 

マンツーマンでご指導頂けたので、とても勉強になった。自己練習で、ある程度は踊れる気になっていたけれども、まだまだなんとなくの形になれただけだったことを思い知ることができた。本当、思い立って安来に来てよかったと思った旅だった。

 

終わった後、再度お店へと向かうと名人がいた。名人から話しかけてくれたのだが、緊張してほとんど話せなかった。会ったら写真一緒に撮りてぇなんて思ってたけど、とてもじゃないが言い出せなかった。(まぁ名人もオフな感じだったので写真は失礼だったと思う)

 

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そして安来駅近くの居酒屋「炉端かば」。山陰の物が食べられるとの事で訪問。

 

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 入り口カウンターの席に座る。目の前の水槽には、どじょうが大量に泳いでいる。

 

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若い兄さんが持って来てくれた今日のおすすめのボードから、ノドグロとハタハタの唐揚げを注文。ノドグロは高いイメージだけど、割と安い。塩味が効いてて、醤油をかけなくても美味い。

 

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馬肉のロースト。これも美味かった。この居酒屋、関東にもチェーン展開しているらしいが、メニューは少し違ったりする。馬肉関係は関東チェーンではないっぽいので食べて見た。

 

接客してくれた兄さんと、自分が神奈川から来てることや、兄さんも前に関東にいたことがあることなど話をした。山陰名物の物をちょっとサービスをしてもらったり、とても楽しく飲むことができた。なかなか安来にはこれないが、関東のチェーンには行ってみようと思う。

 

帰り際、いまからバスで帰る事を話ししてたので、兄さんら3人が外まで見送ってくれた。

 

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会う人会う人、みんないい人だった。最高だよ安来。

 

次は、旅行でもだが、ぜひ安来節全国優勝大会でくるぞ。

 

 

安来節・弾丸ツアー

昨日のことだ。夜勤前のお昼に、いつものどじょう掬い踊りの個人練習を終えた後のこと。一汗かいた後、妻の作ったお昼ご飯を食べて、夜勤に備えて昼寝をし始めた時の事。何の気なしに島根県安来市まで行くルートをスマホで調べていたら、深夜バスの米子行きが案外安かった。

 

そして明けの夜(明けで昼に帰って一旦寝ての夜)。米子に向かう深夜バスの中でこれを書き始めている。

自分でも恐ろしい程のどじょうバイタリティだ。前々から一度行きたいと思っていたけど、まさか今日2月15日に行くとは思ってもみなかった。

夜勤中に「なんか急すぎるかな」と少し迷いはあったのだけど、自分の中のどじょう天使が「今行かないといつ行くんだ!?」と、ささやいたのだと思う。

 

今回乗り込んだバスは、品川・浜松町→米子行きのキャメル号。

片道¥11.500 コンビニ決済にて購入。ちなみに指定席はスマホなどネットででき、名前(カタカナ)と電話番号だけで仮予約できる。購入期限はあるけど、なかなか手軽な買い方だ。

 

帰りの米子→品川行きの分も購入。ちなみに16日乗車なので、0泊3日の弾丸ツアーとなる。

どこかに泊まろうかとも思ったけど、お金もかかるし、ワガママを許してくれた妻にも悪いしで今回はやめた。

 

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20:00頃、品川駅に到着。京浜急行改札のある高輪口を出てから、右にひたすら歩くと

 

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品川バスターミナルがある。駅からすこーし遠いかなってぐらい。

 

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今回乗る「キャメル号」。キャメル号は'ラクダ,よぉ。

 

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三列シート。トイレ付き。トイレなしの他の高速バスと比べると割高だけど、10時間を超える長旅の中、いつ襲ってくるかわからない生理現象に怯えるよりかはいいだろう。人は自分含めても5人ほど。自分の前後、右隣りには人がいない状態で快適だ。三列シートとはいえ、前の人がリクライニングすれば狭いし、自分がリクライニングするのも気をかけるので。

 

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20:30、米子駅へ向けて出発。本当に行くんだなと実感。

 

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最初の休憩ポイントである駿河湾沼津sa。たしか23:00前くらい。気温はマイナス2度らしく、とてつもない寒さだ。

中のお土産コーナーはまだやってたけど、人もほとんどいなく静か。何かの帰りなのか、小さい子を連れたファミリーが休んでいたりする。

ファミマにて、しそ巻きチキン揚げと焼きそばサンドを購入。チキンを頬張り、夜食終了。

 

駿河湾沼津saを出ると、バスは消灯になる。出発前に多少お酒も入れていたので、深夜バスの割には早く入眠でき、結局次の日の休憩ポイントまでほとんど起きずに寝ることができた。

 

ついに安来節の本場に到着する。

 

 

 

好きが高じて

俺が今行きたい県ナンバーワン! の島根県とはいえ、易々と行けるわけもなく、代わりに行ってきたのが…

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にほんばし島根館。いわゆるアンテナショップだ。半蔵門線三越前駅前4a出口すぐにある。総武・横須賀線新日本橋駅からも近い。

 

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入り口では、鷹の爪の吉田くんが迎えてくれる。反対側にはゆるきゃらのしまねっこのパネルがあった。

 

お店は奥に広がっていて、奥には島根の民芸品やしまねっこグッズが揃えられている。期待したのだが、安来節関係のグッズは見当たらなかった。

 

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さらに右奥には、観光コーナーがあり島根県各地の観光案内、パンフレットが揃えられていた。もちろん安来市のものもあったのでいただいた来た。早く行ってみたいなぁ。

 

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そして今回購入したのがこれ。お酒は安来のものを選んで月山。あと竹輪が好きなので〝のやきちくわ〟なるものも購入。出雲そばは有名だけど食べたことないので買ってみた。

 

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そして自宅で食べる。茹で時間通りに茹でたら少し硬めかな?と思ったけど、そういうものなのか? つゆ付きで、つゆも美味しく頂けた。〝五代目本田屋繁、奥出雲生蕎麦〟美味しかった。

 

あと、購入はしなかったけど、かの銘菓どじょう掬いまんじゅうも売っていた。欲しかったけど、ここでは買わずに島根に行った時に絶対買おうと思ったので購入は断念。

 

 

安来節について

安来節・どじょうすくい踊りの歴史は、安来節保存会のホームページに載っているので割愛するとして、とりあえず知っとくべき情報がある。

 

まずは、自分もそうだったが、「やすきぶし」と呼んでいたが、本当は「やすぎぶし」と濁るのが正解。茨城県の人に「いばらぎ」といって突っ込まれるくらいに突っ込まれるだろう。

 

あと、これまた自分もそういうイメージを持っていたが、安来節のどじょうすくい踊りは変なメイク(眉毛を墨でつなげたり、ヒゲを描いたり)や、鼻に割り箸を刺してザルを前後に揺らして踊ったりはしない。手ぬぐいを頭に被りはするけど、鼻につけるのは一文銭(無ければ5円玉)のみで、踊りも実際にどじょうを掬おうとする一連の動きを表すため、結構体を使うハードな踊りだ。

鼻に割り箸は、お酒の席で即興で行う時に着けたと思われ、安来節保存会は特に認めてはいないそう。(安来節保存会の指導要綱参照)

 

そして安来節は、全国に知られているけど島根県の民謡だ。すでに何度も言っている安来節保存会というものがあるが、本部は島根県にある。支部が島根の他に全国にあり、東京には4支部ある。自分は関東住まいなので、そのどれかに所属したいのだけど、それはまた色々あるので後のブログに記載する。

 

最後に、安来節には資格階級がある。11もの階級があって、低い順から

三級、二級、一級

初段、二段、三段

準師範

師範

大師範

準名人

名人

と、最高位は名人となる。

 

現在、名人はひとりで、平成28年に名人に昇格した、一宇川勤氏のみだ。しかも30年ぶりの名人昇格で、前回昇格した方が引退してから長らく名人が不在だったというからすごい方だ。

初めにどじょうすくい踊りを覚えようと調べた時に、まず知る方が一宇川勤名人だと思う。やはり名人の踊りはキレがあって、ユーモアもある。真似できそうで、そうは真似できない。

 

最後といったがもうひとつ。一口に安来節といっても、安来節保存会には5つの部門がある。既に述べてる踊り(踊)、三味線(絃)、(唄)、(鼓)、(銭太鼓)があって、それぞれに資格階級があり最高位は名人だ。複数を行なってもよい。

 YouTube安来節を検索した時に、女子高生が5部門で師範になったというニュース映像があった。だから5部門全部でもいいし、別に若くても資格は取ることができる。

 

調べたり、色々な人の踊りを見ていく中で、これは面白いぞ! と、どんどん思っていった。飽きっぽい自分がこうものめり込むのもなかなか無い。老人ホームでのご入居者の反応も、続けていきたいなと後押しになったようだ。

 

というわけで、今後も続けていく中でどんなことが起きるのか書き続けていこうと思う。とりあえず2月の予定はつかないので、二月中は自己鍛錬で。3月に、師範の方が行なっている教室に行く予定で、そこで初めて教わっていく予定。

 

写真も今のとこ全くないので、この前景気付けに浅草の駒形どぜうというどじょう料理屋へ行った写真。

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こいつを、どんどん掬っていかなきゃ。お世話になります。

味は美味しかった(笑

 

 

 

 

俺と、どじょうすくい

キャンプネタがなくなったから路線変更。というわけではないけれども、きちんと綴っていこうと思い、表題の件。

 

俺とどじょうすくい。というほど、まだ深い関係ではないんだけど、あるきっかけで今どじょうすくいの世界に片足を突っ込んでいる状態。今回は写真もなく、ただ最初の、どじょうすくいに触れた時の事を書こうと思う。これからどこまでやるのかはわからないけど、意外と深いどじょうすくい踊り(安来節)について書いていこうと思う。

 

最初の出会いは多分2年前くらい。テレビドラマで中村梅雀さんが唐突にどじょうすくい踊りをやってて、「なんだ、この前傾姿勢の歩きは? 面白い! 」と思ったのが始まり。ただ、その時はそれでおしまいで、やってみようとはならなかった。

 

そして今年の1月。俺が働く老人ホームは毎年1月に新年会があって、スタッフがなにか出し物をする。今年は組体操をしようって企画はでたんだけれども、組体操は危険すぎると日も間近にそういう話になって、じゃ何にする? となった時に、正月っぽい映像を流そうと決定した。一応、毎年恒例の獅子舞踊りもあって、踊るスタッフがすごく上手くて好評を得ている。映像と獅子舞、もうそれで十分だという空気になり、話は終わる。

 

その時は、まぁしょうがないかと賛同したけど、やっぱりなんか違くないかと後々になって思ってくる。一応上司なんで、意義を唱えて企画の練り直しをさせれば良かったんだけど、今更感と日にちももうない中、スタッフもやる気は出なさそう。

 

じゃ、自分がなにかやるか? でも、一芸も特にない。嫁にプレゼントで貰ったウクレレは、たまにポロロンってするくらいで弾けない。同僚の獅子舞のような、なんか芸はないか。そう思った時に、どじょうすくいの事を思い出した。

 

そこから、YouTubeやDVDを見ながら練習を重ね、衣装や小道具を購入し、拙いまでも新年会の日に発表できた。実は、きちんと踊れるか心配だったんで、前日くらいまで皆んなには内緒にしていた。当日、どじょうすくい踊りの衣装で出てくるまで、ほとんどの人は俺がどじょうすくいをするとは思っていなかった。もともとそういうことをするタイプだと思われてないので、そこもギャップがあったんだろう、なかなかの好評で初めてのどじょうすくい踊りは幕を閉じた。

 

そして、まだどじょうすくい踊りの熱は続いている。踊っていくうちに、歴史を調べていくうちに、どじょうすくいってこんなにも奥が深いんだと魅せられていったからだ。

 

そんな自分が、どじょうすくい踊り、安来節について、少しずつ記録に残していこうと思う。多分、大半の人は、どじょうすくいに対して間違った認識や、軽い気持ちを持っていると思う。自分も大いに間違っていた。こんなにすごいぞどじょうすくい踊りってことを伝えられたらと思う。